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プロ野球

【田淵幸一 視点】パットンが新守護神…早めの配置転換は山崎康にもプラス

 ◇セ・リーグ DeNA6―3ヤクルト(2017年4月16日 横浜)

<D・ヤ>7回から登板の山崎康

 開幕から14試合での決断。DeNA・ラミレス監督が、いかにゲーム終盤の継投を重要視しているかを物語っている。今の状態ならパットンの方がボールが生きている。カブスの一員として世界一に貢献するなど、修羅場をくぐってきた度胸のようなものも感じる。山崎康とはキャンプから競争をさせてきた。今回の配置転換は山崎康にとってもプラスに働くだろうし、ナイスアイデアだと思う。

 監督としてチームづくりに思いを巡らす時、守護神をどうするかは非常に比重が高い。私がダイエーの指揮を執った1年目の90年はゴセージ、91年からは池田親興に抑えを任せるなどした。いかに勝利の方程式を完成させるか。早めに動いたラミレス監督だが、その起用法こそが手腕を発揮する場面となる。

 山崎康は新人だった15年から2年間、非常に頑張ってきた。投手コーチも含めたコミュニケーションでフォローしているはず。精神的な負担の少ない場面で投げることで本来の直球を取り戻すきっかけにもなるだろう。(スポニチ本紙評論家)