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プロ野球

原口決勝打!阪神が2対1で広島東洋を下してカード勝ち越し!

 阪神―広島  試合後、笑顔を見せる決勝打の阪神・原口=甲子園【写真提供:共同通信社】


 満員の甲子園で行われた阪神対広島東洋の6回戦は、2対1で阪神が勝利した。

 先発は広島東洋が今季2勝0敗、防御率2.08の九里、阪神が今季0勝1敗、防御率6.75の能見と開幕3戦目と同じ投げ合いとなった。
阪神は先発・能見が序盤に崩れかけたが、最少失点で踏み止まると中盤にかけて持ち直し、5回1失点。「立ち上がり昨日の試合のこともあって、バッテリー間で大事にいきすぎた部分はありましたが、ランナーを出しても、低めを意識して、丁寧に投げることで、最少失点で抑えることができました」と試合作った。

 打線は1点を追う3回に無死満塁から糸井の内野ゴロの間に得点を挙げ試合を振り出しに戻すと、同点の8回には2死1、2塁から原口が三遊間を破るタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。金本監督が「ああいう場面で勝負強くヒット打ってくれる、そこがいいところ」と喜ぶ一打でリードを奪うと、最後はドリスが3人で締めてカード勝ち越しを決めた。

 一方の広島東洋は、初回に田中、菊池の連打から1死満塁とすると、鈴木がレフトへ犠牲フライを放ち1点を先制。先発の九里は7回までに10三振を奪う好投で見せていたが、球数が140球近くなった8回に2死から痛打を浴びた。