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【4月13日プロ野球全試合結果】ヤクルト・鵜久森淳志が今季2度目のサヨナラ打、阪神・藤浪晋太郎が今季初勝利


■広島が怒濤の10連勝…9回に松山竜平の一発を口火に7点を奪い逆転

広島は4月13日、東京ドームで巨人と対戦。9回に一挙7点を奪う猛攻を見せ、11-5で逆転勝利。怒濤の10連勝を飾った。

広島は4-4で迎えた5回裏、2死二塁のピンチを招くと、巨人の阿部慎之助内野手に適時打を浴びて勝ち越しを許す。その後、互いに無得点で9回を迎えると巨人はクローザーのカミネロ投手をマウンドへ送る。

広島は代打に松山竜平を起用すると、これがズバリとあたる。ライトスタンドへ起死回生のソロ本塁打を放って土壇場で試合を振りだしに戻す。これで勢いづいた広島打線は、無死二、三塁の好機を作ると、丸佳浩外野手が適時打を放って勝ち越しに成功。さらに、安部友裕内野手にも適時打、石原慶幸捕手には3点本塁打が飛び出し、一挙に7点。11-5と一気につきはなした。

対する巨人は、これまで4セーブを挙げるなど安定した投球を見せていたカミネロが誤算。広島の勢いにのまれる形となり、痛恨の4連敗となった。

■ヤクルト・鵜久森淳志、今季2度目のサヨナラ打で劇的勝利…中日は継投が裏目に

ヤクルトは4月13日、神宮球場で中日と対戦。鵜久森淳志外野手のサヨナラ打により、3-2で劇的な勝利を飾った。

ヤクルトは1-2と1点ビハインドで迎えた6回裏、畠山和洋内野手の今季第2号となるソロ本塁打で同点とすると、迎えた9回裏、2死三塁の好機に鵜久森がレフトへ適時打を放って試合を決めた。

投げては、2番手で登板した秋吉亮投手が今季2勝目。対する中日は、先発の又吉克樹投手が8回2失点と好投を見せたが、3番手で登板した佐藤優投手が誤算だった。

■阪神・藤浪晋太郎が今季初勝利…高山俊の決勝打でDeNAを下す

阪神は4月13日、横浜スタジアムでDeNAと対戦。投打ががっちりとかみ合い、4-1で勝利した。

阪神は1-1で迎えた9回表、1死二、三塁の好機を作ると、高山俊外野手が値千金の適時打を放って、土壇場で勝ち越しに成功。さらに相手バッテリーのミスで加点すると、上本博紀内野手にも適時二塁打が飛び出し、4-1とリードを広げた。

投げては、先発の藤浪晋太郎投手が8回1失点の好投を見せ、今季初勝利。課題の制球も1四死球と安定し、球数も97球におさえる省エネ投球だった。

対するDeNAは、先発の井納翔一投手が7回1失点と好投を見せたが、打線が援護できなかった。

■日本ハム、今季初の連勝…ソフトバンクは柳田悠岐の2試合連発も実らず

日本ハムは4月13日、札幌ドームでソフトバンクと対戦。1点を争う接戦を制し、3-2で勝利。今季初の連勝を飾った。

日本ハムは2-1と1点リードして迎えた4回裏、走者二塁の好機を作ると、石井一成内野手が適時打を放って3-1とリードを広げる。8回表には、柳田悠岐外野手に2試合連発となるアーチを浴びるも、先発の村田透投手をはじめとした計6投手の継投により1点差を守り切った。

日本ハムは2番手の鍵谷陽平投手が今季初勝利を挙げた。対するソフトバンクは、先発のバンデンハーク投手が序盤で失点を喫するなど、試合の主導権を握れなかった。

■ロッテ・細谷圭、逆転3ラン…オリックスはドラ1・山岡泰輔がプロの洗礼浴びる

ロッテは4月13日、京セラドーム大阪でオリックスと対戦。細谷圭外野手の逆転3点本塁打が飛び出し、3-2で勝利した。

ロッテは0-1と1点ビハインドで迎えた7回表、走者二、三塁の好機を作ると、1軍に合流したばかりの細谷が起死回生の3点本塁打を放って逆転に成功。それまではオリックスの先発、ドラフト1位ルーキー・山岡泰輔投手の前に無得点だったが、プロの洗礼を浴びせる形となった。

投げては、先発の西野勇士投手が6回1失点の好投を見せ、今季初勝利。対するオリックスは9回に1点差まで詰め寄るも、反撃はそこまでだった。

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