BASEBALL GATE

プロ野球

代打・藤井が決勝打!中日が延長戦の末に東京ヤクルトを下す!

ヤクルト―中日  10回中日1死二塁、勝ち越しの三塁打を放ち、ガッツポーズする代打藤井=神宮【写真提供:共同通信社】


 中日が延長10回に3点を奪って勝ち越し、5対2で東京ヤクルトを退けた。
 中日・バルデス、東京ヤクルト・山中の両先発でスタートした一戦。2回表に中日がビシエドの四球、平田のヒットで作ったチャンスにルーキー・京田、投手のバルデスのタイムリーで2点を先制。自らのバットで追加点を奪ったバルデスは、2回から5回まで打者11人連続でフライアウトを奪うなど好投を続け、7回に2死満塁からのファーストフライをビシエドがまさかの落球で同点に追い付かれる不運があったが、延長10回に京田のヒット、杉山の犠打の後、代打・藤井が右中間へタイムリー3塁打。さらに亀澤がプロ1号の2ランを放って勝ち越しに成功した。

 先発のバルデスは7回を3安打2失点(自責0)。その後を受けて2回を無失点に抑えた三ツ間がうれしいプロ初勝利。最後は田島が1イニングを3人で締めて2セーブ目を挙げた。

 敗れたヤクルトは、昨年8月の7連敗以来となる6連敗。今季初スタメンとなった6番・鵜久森、その後の7番・中村がともに2安打を放ったが、それ以外の打者は無安打。先発の山中が7回4安打2失点の好投を見せ、2番手・石山、3番手・秋吉は無失点に抑えたが、ルーキーの星が捕まり、借金4を抱えた。