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田中将大が制球に苦しみ5回3失点、今季初勝利ならず「要所でミス」


ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が4月8日、ボルティモア・オリオールズ戦に先発して5回を投げ被安打6、3失点だった。チームは田中の降板後に逆転され4-5で敗れている。

制球が定まらない田中は四死球からピンチを招いてしまう。四回にはマニー・マチャドを四球で歩かせ、2アウト二塁でウェリントン・カスティーヨにタイムリーを打たれる。五回にはヒットで死球でランナーを溜め、マチャドのタイムリー二塁打。

さらに田中は四球でノーアウト満塁のピンチを作り、マーク・トランボが内野ゴロを打つ間に3点目を失った。

田中は「ガッカリしている」とコメント。開幕戦に続く不本意な投球に、「2試合とも先発投手がやらなければならないことができなかったと感じる」としたが、落ち込んでばかりもいられない。必要な調整をして次回に臨みたいとしている。

田中の投球にファンからは、「四死球の多さが本調子ではないことを物語っている」「3失点なら及第点と言いたいが田中にはそれ以上を求めてしまう」「コントロールが別人のように悪かった」「シーズン序盤に不調な時期が重なっただけと信じたい」などの声が寄せられている。

開幕から5試合で1勝4敗のヤンキース。さらに悪いことは重なり、この試合で五回表の攻撃中に右腕を痛めた正捕手ゲーリー・サンチェスが、10日間の故障者リスト(DL)入りと発表された。

ヤンキースは早くも苦境に立たされている。

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