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侍ジャパン

東洋大8年ぶり8強 村上7回零封、連投上等!明大・森下打倒誓う

 ◇第68回全日本大学野球選手権第3日 東洋大7―1桐蔭横浜大(2019年6月12日 神宮)

<桐蔭横浜大・東洋大>力投を見せた東洋大・村上(撮影・小海途 良幹)

 2回戦7試合が行われ、ベスト8が出そろった。東洋大はエース村上頌樹投手(3年)が7回2安打無失点と危なげない投球で、桐蔭横浜大に快勝。日本一に輝いた11年以来8年ぶりの8強進出に貢献した。同大は、13日の準々決勝で大学No・1右腕の森下暢仁投手(4年)を擁する明大と激突する。

 貫禄すら感じさせた。村上は緩いカーブや、同じ球種でも球速差をつけた頭脳的投球。初回を2三振で片付けると4回まで完璧に封じた。5、6回に1安打ずつ許したがホームは踏ませない。1、2番にセーフティーバントを試みられても「カウントをもらえるし、ファウルになればラッキー。嫌じゃない」と乱れなかった。

 悪夢をチーム一丸で乗り越えた。昨年は体調不良に陥った上茶谷(現DeNA)が九産大に2回1/3、6失点KOされ、コールド負け。その反省を糧に、今年は合宿所内で点呼&食事と万全の体調管理で大会に臨んだ。

 準々決勝は東京六大学の覇者・明大と激突。この日の福井工大戦は応援役に徹した155キロ右腕・森下が先発する。ただ、112球を投げた村上も連投を視野。杉本泰彦監督も「毎日この程度の投球はしている。投球練習の一環ですね」と勝負どころでマウンドに送り出す意向を示した。

 9日の開会式。佐藤都主将は侍ジャパン大学代表候補で顔見知りの森下から、神宮を本拠とする伝統校同士として「東洋しか見ていないぜ」と言われた。東都の今春リーグ4冠右腕・村上も望むところ。「森下さんに勝ちたい。(1メートル74の)自分より身長が高くて(1メートル80)、球が速くて三振が取れる、理想的な投手ですけど。やるからには勝ちたい」。臆せず挑戦状を叩き付けた。(伊藤 幸男)