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プロ野球

阪神・青柳 7回2失点、自己最多5勝目「もっと伸ばしたい」

 ◇交流戦 阪神8―2ソフトバンク(2019年6月12日 ヤフオクD)

<ソ・神>力投する青柳(撮影・大森 寛明)

 5勝がキャリアハイなんて信じられない快投だった。阪神・青柳が7回2失点(自責1)に抑え、16、17年の4勝を6月にして早くも上回った。

 「ランナーを出しても“1人ずつ”という感じで投げられたので、結果的には良かったのかな。ホームランを食らいましたけど、引きずらなかった」

 言葉通り一度も連打を許さなかった。3回に大山の失策から先制点を献上しても流れを手放さない。福田にソロを浴びた6回は時折笑顔を浮かべながら今宮、グラシアル、デスパイネの後続3人を料理。両助っ人の飛球も外野フェンス手前まで。球威が勝っているから越えない。7回1死一塁では内川を一ゴロ併殺に仕留め、97球でまとめた。被打率・142と得意な右打者に許した安打はグラシアルの1本だけ。貫禄すら感じさせる内容だ。

 「5勝でキャリアハイというのが“カス”なんですけど…。もっと数字を伸ばしてチームが勝てるようにやっていきたい」

 自己最多5勝の味を笑いも込めて「らしさ」全開で表現。球場には昨オフに結婚を発表した夫人が大阪から応援に駆けつけていた。飛躍の4年目を支えてくれる最愛の人に最高の勇姿を見せることができた。ソフトバンク戦の連敗も4でストップ。実は前回の勝利投手も5回1失点の青柳だった。

 チームの勝ち頭に相応しい力を見せつけ、矢野監督にも「いいピッチングをして勝ちが付いた。素晴らしかった」と絶賛された。今年の青柳が過去の自分を超えただけで終わるとは、誰も思っていない。(巻木 周平)