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侍ジャパン

甲子園かえってき単打!日本ハム・清宮、802日ぶり甲子園帰還で2位好発進

 ◇交流戦 日本ハム3ー2阪神(2019年6月7日 甲子園)

初回、2死一、二塁、西勇輝に二塁ゴロに打ち取られる清宮(撮影・成瀬 徹)

 日本ハム・清宮にとって原点といえる聖地・甲子園。17年3月27日、春のセンバツ2回戦、東海大福岡戦で敗れて以来、802日ぶりとなった“凱旋試合”で初安打&初打点をマークし、プロとして成長の足跡を残した。

 「アウェーだったので高校野球とは雰囲気が違うとは思ったけど、凄くいい球場だと改めて思った。存在感は変わりのないもの」

 好投手・西との対戦。4回1死三塁の第2打席だ。前打席で二ゴロに打ちとられたチェンジアップを狙い、初球を中堅へ打ち上げ、先制点をもたらした。「最初の打席で打ち取られていたので、その打席の内容を踏まえて対応しました。走者が三塁で外野フライでいいところで、楽な気持ちで打席に入れた」。状況に応じた打撃で甲子園初打点を記録すると、6回には遊撃後方に落ちる左前打で「H」ランプもともした。

 甲子園に憧れたのは06年夏。斎藤(現日本ハム)擁する早実と田中(現ヤンキース)擁する駒大苫小牧が死闘を繰り広げた甲子園決勝再試合を生観戦したのが始まりだった。自身も早実で2度出場したが、プロ入り後は縁がなかった。今季は甲子園で阪神とオープン戦が組まれたが、侍ジャパンに初選出されたため、チームを一時離れた。その後、右手有鉤(ゆうこう)骨骨折で代表を辞退し約3カ月間、1軍から離脱していたが、甲子園に間に合った。

 「小さいころから来ていた甲子園で、プロで初めてプレーするのはやっぱり楽しい。打っても、守っていても楽しい」

 復帰後、初の左翼守備にも就いた。チームも2連勝で今季最多の貯金5として2位に浮上。今日こそ聖地初アーチを描く。(東尾 洋樹)