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プロ野球

阪神、11回目のプロポーズ右腕が快投!谷川 今季初登板で2回無安打零封

 ◇セ・リーグ 阪神―広島(2019年5月19日 甲子園)

<神・広>阪神2番手の谷川(撮影・北條 貴史)

 阪神・谷川昌希投手(26)が19日の広島戦の6回に今季初登板し2回無安打無失点と好投した。前日18日に石崎と入れ替わりで今季2度目の昇格もバタバタの1軍合流だった。2軍本隊は由宇遠征中で、当日朝に由宇球場へ荷物を取りに行って大急ぎで移動。新岩国駅から新大阪までの新幹線は指定席、自由席ともに満席で「荷物を持って立ってました」と野球道具一式の入った大きなバックを持ちながら約2時間、電車に揺られて甲子園に汗だくで到着した。前日は登板機会に恵まれなかったものの、この日は先発・秋山が5回5失点で降板し2番手で出番が巡ってき、6回を危なげなく3者凡退に封じた。

 プロ2年目。今年に懸ける思いは人一倍強い。1並びの今年1月11日に26歳の一般女性との結婚を発表。高校時代に知り合い、実に10回以上の告白を実らせて“11回目のプロポーズ”を実らせた“粘投婚”だ。何度振られても「押してダメならもっと押せ」と胸に刻んでアプローチを続けて射止めた愛妻に「1軍で結果を出して、支えていきたい」と決意を口にしていた。18日の夜に昇格の知らせが入った際も妻は「良かったね。頑張って」と背中を押してくれた。

 結婚後初めて上がった1軍のマウンドで、バティスタ、鈴木ら強打者にも持ち味である強気の内角攻めを貫いて2回で被安打はゼロ。スコアボードに2つのゼロを並べて、一家の大黒柱としての意地を見せた。