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プロ野球

オリックス榊原、故郷・千葉でプロ2勝目 味方勝ち越しに「キター!って感じ」

 ◇パ・リーグ オリックス3―2ロッテ(2019年5月15日 ZOZOマリン)

ファンの声援に応える榊原(撮影・沢田 明徳)

 15日のロッテ戦、敵地でヒーローインタビューに初めて立ったオリックス・榊原は、声を張り上げた。

 「野手の方を信じてベンチで見てました。(勝ち越しの場面は)キター!って感じでした。15年育った、この千葉で勝てたというのは本当にうれしい。千葉サイコーです!」

 千葉県出身で、人生初登板のマウンドに、親族や中学時代の恩師に友人ら約15人を招待した。「やっぱり力みましたね」。球威抜群の150キロ超の直球にスライダー、チェンジアップなどを織り交ぜて要所を締めた。

 成長の跡を示したのは2―1で迎えた7回2死三塁、清田に同点打を浴びた直後。「マウンドで高山投手コーチに“切り替えられたら成長を見せられる”と」。続く江村を外角スライダーで3球三振。すると降板直後の8回に打線が勝ち越しに成功した。

 4月17日の日本ハム戦以来となるプロ2勝目。これで登板7試合中6試合でクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を記録し、45回2/3を被本塁打0。西村監督からも「自信につながると思う」と称えられた。

 20歳右腕の110球の熱投が総帥の今季初勝利も届けた。今季4試合目の観戦で初めて勝利を目にし、宮内義彦オーナーは「良い試合で勝てて楽しいね」とご満悦。前回4月28日の西武戦は、救援陣が3度の押し出しを含む1イニング6四球で逆転負け。この日は救援した沢田、増井が最少リードを守り切った。「もう(継投について)コメントはしないよ」と総帥も破顔一笑だ。(湯澤 涼)