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【今日のMVP】バティスタ、先制弾&サヨナラ打!首位読売巨人に連勝!<5月4日>

広島―巨人7  10回広島2死二塁、左越えにサヨナラ打を放ち、バットを掲げ一塁へ向かうバティスタ=マツダ【写真提供:共同通信社】


■バティスタ(広島東洋)
○3-2 vs読売巨人(マツダスタジアム)
打撃成績/右本①、二ゴロ、中安、遊飛、左安①

 広島東洋がバティスタのサヨナラ打で首位・読売巨人に連勝。2対2の同点で迎えた延長10回裏、2死2塁の場面でバティスタがレフトの頭上をライナーで越えるサヨナラ打を放った。

 ゴールデンウィークに入り、4月28日の東京ヤクルト戦から6試合連続安打と好調のバティスタは、この日も初回の第1打席で読売巨人・先発の今村から先制のソロ本塁打を放った。「ひと振りで仕留めることができた」と本人が振り返ったように、最近7試合で5本塁打と絶好調だ。

 延長戦にケリを付ける一打を放ち、5月2日の甲子園に続いてのヒーローインタビューとなったバティスタは、名コンビだったクレート通訳の育児休暇で代役を務めているフェリシアーノ通訳と初めて地元のお立ち台に立った。「言葉がないぐらい嬉しい」と笑顔を見せたバティスタのコメントは「ホントニ、練習から一生懸命やっています。それが試合に出ています」と、前任者同様にたどたどしい通訳で、球場全体が笑いに包まれた。

 丸のFA移籍で後任が定まらなかった3番に起用された29日以降、4本目の本塁打となったドミニカンは「3番に入ってからチャンスが多いのでモチベーションが上がる」と頼もしい。気温の上昇とともに、昨季99試合で25本塁打を放った驚異の長打力がチームを上昇気流に乗せる。