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星稜・林監督を学校側が処分「習志野の選手、監督を不当に中傷」再発防止も約束

 今春選抜大会で対戦相手のサイン盗みを主張し、異例の抗議を行った星稜(石川)の林和成監督(43)について同校は15日、山下智将部長(39)とともに懲戒処分とすることを発表した。同監督は試合結果に関係なく、春季北信越大会が終了する6月4日まで部の指導を禁止。4月27日に初戦を迎える春季石川大会は山下部長が監督して指揮を執る。

星稜の林監督

 同監督は3月28日の選抜大会2回戦・習志野(千葉)戦後の会見で、二塁走者がサイン盗みを行っていたと主張。相手控え室へ乗り込み、小林徹監督(56)に直接抗議した。一連の言動を日本高野連、習志野側に謝罪したが、帰郷後に許可なく週刊誌の取材を受け、掲載されたことを学校側が問題視。4月4日に調査委員会が設置され、同5日から調査終了した10日まで自宅待機を命じられていた。

 学校法人・稲置学園はこの日、理事長、学校長名で「星稜高校野球部林監督の言動について」と文書を発表した。抗議は「サイン盗みの確証はなかった」とした審判団の判定に承服しないという態度表明で、フェアプレーの精神を侵すものであると認定。抗議によって習志野の選手、監督を不当に中傷し、その名誉を傷つけたこと、さらに全国の高校野球ファンの期待と信頼を傷つけ、フェアプレー精神、スポーツマンシップの遵守を第一としてきた星稜の伝統もないがしろにしたと判断した。習志野、高校野球ファン、高校野球連盟、選抜大会主催者などに謝罪すると同時に再発防止も約束した。

 指導禁止期間について学校関係者は「本人に反省を促す期間」と位置付ける。そのため、期間終了後の復帰可否については現状では未定となっている。

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