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プロ野球

BC栃木・西岡剛 開幕戦でスピードスター復活!3安打3打点&足でも魅せた

 昨季限りで阪神を自由契約になり、ルートインBCリーグ・栃木に入団した西岡剛内野手(34)が6日、茨城県ひたちなか市総合運動公園で行われた茨城との今季開幕戦に「1番・DH」でスタメン出場した。

BCリーグ栃木に移籍した西岡は茨城との開幕戦に出場

 背番号1のユニホームに身を包み、ファンから「ホームラン、ホームラン、西岡!」の声援に送られながら初回の打席に立った。「緊張していましたよ」。そう言うが、驚きの動きを見せる。初球、いきなりセーフティーバントを試みる。三塁線へ転がった打球は惜しくもファウルとなったが、2球目をジャストミート。ライナーが右翼線で弾むと、一塁を迷うことなく蹴って二塁まで進んだ。

 続く打者の右飛は定位置よりも浅いが、果敢にタッチアップ。先の塁を奪いとると、3番打者の右犠飛で生還した。「自分はセーフティーバントや内野安打で率を稼いできた」。かつて「スピードスター」と呼ばれた本来の姿を、いきなり新天地で披露した。

 3回の2打席目は、中飛。6回、先頭で回った第3打席は捕邪飛。8回無死一塁での第4打席は左前に安打を放ち、二盗もマーク。続く青木の中前適時打で3点目のホームを踏んだ。さらに9回無死満塁では一塁線を破る走者一掃の三塁打。チームは8―0と大勝したが、その原動力は本塁打が出れば、サイクル安打という3安打3打点の活躍を見せた西岡だった。

 

 ロッテ時代は首位打者に輝き、メジャーリーグも経験したが、阪神ではアキレス腱断裂という大怪我を負い、思うような成績を残せなかった。目標はNPB復帰。昨季、栃木に所属した元巨人・村田修一は支配下登録限となる7月末をメドに、自身の去就について「線」を引いたが、西岡は「まったく、そんなことは考えていません。グラウンドでプレーできてめっちゃうれしいです」とユニホームを泥だらけにして、すっかり野球小僧の顔に戻っていた。

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