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侍ジャパン

侍左腕・宮西尚生が3者連続三振の完璧16球斬り!

三者連続三振と好投を見せた宮西

写真提供=Getty Images

侍ジャパンのリリーフ左腕・宮西尚生(日本ハム)が28日のCPBL選抜チャイニーズ・タイペイ戦(ヤフオクドーム)の7回から4番手で登板し、3者連続三振の完璧なピッチングを披露した。
 2対8と6点ビハインドでの登板となったが、気を緩めることはなかった。この回先頭の6番、リン・ホンユーを得意のスライダーで見逃し三振を奪うと、続く7番、チェン・ジュンシウにもスライダーで勝負して空振り三振。最後は8番、リン・ウェイティンをカウント1-2から外角シンカーを繰り出して空振り三振で、計16球。同じ日本ハム所属の捕手・大野奨太との息もピッタリ。この日登板した他の投手陣が軒並みヒットを打たれて課題を残した中、「宮西は良かった」と小久保監督も安堵の表情。球数制限のあるWBC本番では、投手の継投策が勝利への大きな鍵になるだけに、昨季の日本一にも貢献したタフネス左腕の万全投球は頼もしい限りだった。