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【2016年日本ハムベストゲーム集】大谷翔平が初球先頭打者弾!日本ハムが破竹の 10 連勝!(〇2 対 0 対ソフトバンク、7 月 3 日@ヤフオクドーム)

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日本ハムの大谷翔平が、敵地でのソフトバンク戦で前段未聞の働きを見せた。

この日のオーダーは「1番、ピッチャー、大谷翔平」。マウンドに立つよりも先にバッターボックスに立った背番号11は、ソフトバンクの先発・中田賢一の初球124キロのスライダーをすくい上げ、右中間スタンドへ叩き込む先頭打者アーチ。スタンドが騒然とする中、悠々とダイヤモンドを一周した。

大谷はその裏から先発のマウンドに上り、初回を無失点に切り抜けると、3回の1死1、2塁のピンチでも4番・内川聖一を併殺打に仕留めてガッツポーズ。5回以降は1四球のみで1本のヒットも許さずに8回を5安打無失点、10奪三振で守護神・マーティンへバトンタッチ。そのマーティンも内川、長谷川勇也、松田宣浩を三者連続三振に仕留めて試合終了となった。

「1番・投手」で先発は、71年の外山義明(ヤクルト)以来史上3人目で、その投手が勝利を挙げたのは44年の山田伝(阪急)以来72年ぶり。投手による初回先頭打者本塁打はもちろん、プロ野球初の快挙になった。日本ハムはこれで破竹の10連勝。大胆な采配で流れを変えた“栗山マジック”を象徴する試合だった。