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侍ジャパン

侍初陣の先発・武田翔太は3回無安打無失点4奪三振!本大会での先発確実!

3回を無安打無失点に抑えた武田


写真提供=Getty Images

侍ジャパンの武田翔太(ソフトバンク)が25日の練習試合に先発登板。自らが所属するソフトバンクとの対戦となったが、3回を無安打無失点に抑え、決め球のカーブを駆使して計4つの三振を奪った。
「初回にちょっと不安なところはありましたけど、2イニング目、3イニング目は僕なりにいい感じで投げられた」と武田。先頭打者の中村晃から空振り三振。続く今宮健太には四球を許したが、3番・柳田悠岐をサードフライ、続く4番・ジェンセンには粘られながらも最後は三振で仕留めた。WBC本大会では球数制限があるために「球数が多かった」との反省から、2回以降はツーシームを有効に使いながらストライクゾーンで勝負し、2イニング連続の三者凡退。「試合の途中で修正できたのは良かった」とは小久保裕樹監督。3回を39球でまとめて見せた。
出場を辞退した大谷翔平(日本ハム)に代わっての追加招集の武田だが、WBCでは先発4人ローテのうちの一人としての期待を受けている。この日のピッチングは「全体的に(ボールが)高かった」と言いながらも「勝負球はいい所に決まった」と納得の笑み。期待が確信に変わる今年の“初マウンド”だった。