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高校野球

星稜・林監督、いきなり履正社に「あちゃ~」も左対策に自信

 ◇センバツ組み合わせ抽選会(2019年3月15日)

会場に姿を現した星稜・林監督 (撮影・後藤 大輝)  

 第91回選抜高校野球大会(23日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われた。優勝候補の一角に挙げられる星稜(石川)は大会初日の第3試合で同じくV候補の履正社(大阪)と戦う。

 1回戦屈指の好カードに沸く場内とは対照的に、林和成監督(43)は冷静だった。大会初日、いきなりの強敵相手に静かに闘志を燃やした。

 「あちゃ~って感じもしましたけどね。選手たちにも(開幕日の)23日に試合ができるようにと伝えてきた。相手に不足はない。後先考えず初戦から全力を注げるように万全の準備をしたい」

 昨年の初戦は7日目第1試合(対富島)で1回戦最後のゲームだった。指揮官は「昨年は待たされて調整が難しかったので、早いほうがいいというのはあった」と、昨夏の開幕戦に続く大会初日登場をプラスに捉えた。

 昨秋公式戦で11本塁打を放つなど破壊力ある履正社打線を、最速150キロを誇るエース右腕・奥川恭伸(3年)がどう抑えるかが最大の焦点。「うちが勝てるとしたらロースコアの展開。左の打撃投手やマシンも左にするなど早くから左投手対策をしてきた。冬にやったことが、いかされる絶好のチャンス」。昨秋のチーム打率・286は出場32校中31番目だが、林監督は相手のエース左腕・清水攻略にも期待を寄せた。主将の山瀬慎之助捕手(3年)も「どのチームが相手でも勝てる準備をしてきた。チームとして課題の打撃を上げていきたい」と力を込めた。

 選抜は過去12度出場で昨年を含めた8強が最高だが、14日の各校主将によるキャプテントークでは優勝候補筆頭に挙げられた。指揮官は「過大評価かな。選手には32校のうち、よくて5番目と言ってきました。勝つことの難しさは重々承知している」。強豪撃破を頂点への足掛かりにしたい。

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