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プロ野球

富岡西、初聖地でもノーサイン 初戦は古豪・東邦と

 ◇センバツ組み合わせ抽選会(2019年3月15日)

第4日の第3試合での対戦が決まった富岡西・坂本主将(左)と東邦・石川昂弥主将(撮影・後藤 大輝)  

 第91回選抜高校野球大会(23日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われた。21世紀枠で春夏通じて初出場の富岡西(徳島)は4日目第3試合で東邦(愛知)と対戦することが決まった。

 甲子園初出場の富岡西は春夏通算47度目出場の古豪・東邦に挑む。小川浩監督(58)は「強打のイメージが強い。気後れせず、積極果敢にいきたい」と話した。

 東海大会優勝の東邦は出場校中最高のチーム打率・386。昨秋公式戦を1人で投げきった浮橋幸太(3年)の投球がカギを握る。「ひと冬越えて投球が変わった。一本調子になる悪い癖が出ず、力を抜くコツを覚えた」と監督はエースの成長をみる。9日の滝川二戦に102球で完投勝利。「130球以上はいくのに」と驚いた。

 徳島県教育委員会が地元・鳴門出身で元広島投手の川端順さん(58)に協力を要請。富岡西は昨年12月から2月、5度にわたる指導を受けた。浮橋は打たせて取るコツを学んだ。昨年末には四国選抜の一員としてオーストラリア遠征に参加し、今選抜にも出場する高松商の技巧派左腕・香川の力みのないフォームを学んだ。

 今年1月には阿南第一中時代にバッテリーを組んでいた粟田翔瑛(3年)を遊撃から捕手に戻し「息が合うようになった」と監督は言う。他にも内外野6人が動くコンバートを行った。「守備陣は随分締まった。ウチは接戦で守り勝つしかない」。ふだんは打撃を行っていた早朝も守備にあて、練習の9割は守備練習に割く。

 特徴の「ノーサイン野球」は甲子園でも継続する。小川監督は「地方の公立でもこれだけやれるんだと甲子園で示したい」。選手主導の中心となる主将・坂本賢哉外野手(3年)は「相手をしっかり意識して、共通認識を周知徹底していきたい」と意気込んだ。(内田 雅也)

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