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プロ野球

根尾 待望初安打、OP戦2打席目「2番・遊撃」初スタメン即結果

 ◇オープン戦 中日0―3西武(2019年3月14日 ナゴヤD)

<中・西>初回1死、根尾は1軍戦初安打となる左前打を放つ(撮影・椎名 航)

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が西武戦(ナゴヤドーム)に「2番・遊撃」でプロ初の先発出場。初回の第1打席で左前打を放った。オープン戦2打席目での初安打は「高卒ビッグ3」のロッテ1位・藤原、広島1位・小園と同じ歩み。球団では立浪和義氏(49)も同じく2打席目と、ミスタードラゴンズに連なる系譜を予感させた。

 鋭いゴロが三遊間を抜けていった。初回1死走者なし。根尾の力強いスイングは今井の150キロ直球にも振り負けなかった。

 「しっかりヒットゾーンに打球が飛んだ。角度が良かったので抜けたかなと思いました。ほっとしているところはあるが、1本しか打ってない。もっともっと打ってアピールしたいです」

 相手右腕は作新学院のエースだった16年夏に全国制覇。プロのキャリアの上では後輩でも、「伸びのある直球のイメージ」というストレートを見事に打ち砕いた。

 1軍に昇格した前日の初打席は阪神・石崎に空振り三振だった。オープン戦2打席目での初安打は「高卒ビッグ3」の藤原、小園と同じ。球団では高卒1年目に遊撃手として新人王を獲得した立浪和義氏もオープン戦初安打は2打席目だった。

 「受け身になるのだけはよそう。ストライクの球は振っていく」

 2打席目以降は凡退が続いたが、前日の打席を反省し攻めの姿勢を貫いた。8回無死一、二塁でも積極的にバットを振ったが、最後はヒースの外角直球に空振り三振。「次はチャンスで回って来た時に必ず打てるようにやっていきたい」と悔しさを隠さなかった。

 守備では4度の守備機会を問題なくこなした。9回1死一、二塁で佐藤のゴロを捕球。素早く二塁に送球し、6―4―3の併殺プレーを完成させた。

 与田監督は「良かったり悪かったり、いろんな事が吸収になる。徐々に慣れてくれたら」とし、15日からは再び2軍に戻す。まずは教育リーグのオリックス戦(ナゴヤ)に出場させ、経験を積ませていく。

 この3連戦の結果次第で19日から再度、昇格できれば、開幕1軍の可能性も残っている。1軍での2日間を振り返り「うまくいったこと、いかなかったことがある。自分の中で受け止めて、しっかり練習して試合に生かしたい」と根尾。1軍で確かな足跡は残した。(徳原 麗奈)

 ≪2打席目の初安打続々≫根尾(中)がオープン戦2打席目で初安打。高卒新人打者でオープン戦安打を記録しているのは、いずれもドラフト1位の藤原(ロ)と小園(広)でともに2打席目にマーク。他のドラフト1位では近本(神)、辰己(楽)も初安打をマークしており、この2人も2打席目だった。

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