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侍ジャパン

オリ吉田正“天敵”多和田から2安打「去年やられているので」

 ◇オープン戦 オリックス2―2西武(2019年3月13日 シティ信用スタ)

初回2死二塁、吉田正は先制の二塁内野安打(撮影・井垣 忠夫)

 今年は違うぞ! オリックスの新3、4番コンビが本番での「打倒・多和田」に期待を持たせた。

 初回2死から3番・メネセスがスライダーを捉えて左翼への二塁打で出塁し、4番吉田正が続いた。カウント2―1からの直球をはじき返し、二塁強襲となる適時打で先制。吉田正は3回の第2打席でも直球を捉え、左越え二塁打を放って存在感を見せた。

 「シーズンになったら変わってくると思うが、去年やられているので、今年はしっかり打てるようにしたい」

 吉田正の言う通り多和田は昨季のオリックス戦では7度の登板で6勝0敗。防御率1・95に抑えられた天敵だ。個人としても昨季は対戦打率・238の苦戦だった。オープン戦とはいえ、2安打1安打は好材料と言っていい。先の侍ジャパン強化試合でメキシコ代表の主軸として8打数5安打したメネセス、侍4番を任されるなど5打数4安打6打点だった吉田正の2人がそろって復帰した一戦で結果を残したのも心強い。

 西村監督は「今年も(点を)取れないと思われたらいけない。もっと積極的にいかないと」と多和田に4回4安打だった打線全体には不満顔でも、3、4番コンビには「好調を維持してくれている」とうなずいた。初めて侍ジャパンを経験した吉田正も「今出せるベストは尽くした。これをシーズンでいかせるようにしたい。一日一日、無駄なく過ごしたい」と早くも開幕を見据える。東京五輪出場という大きな夢の前にまずは天敵撃破でオリックスを浮上させたい。(鶴崎 唯史)

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