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プロ野球

阪神・木浪またマルチ 虎新人OP戦最多安打ペース

 ◇オープン戦 阪神4―2中日(2019年3月13日 ナゴヤD)

7回1死一塁、木浪は右中間に適時二塁打を放つ(撮影・大森 寛明)

 当たり前のようにHランプをともした。阪神ドラフト3位・木浪(Honda)は8日の楽天戦以来2度目の1番抜てきに2本の二塁打で応えた。初回は中日の元エース・吉見から左翼線二塁打。7回1死一塁では小熊から右中間適時二塁打を放ち、連勝に貢献した。「塁に出ようということだけ考えていました。積極的に思い切りいこうと思って打席に入りました」

 今春オープン戦で積み重ねた安打は12本を数える。ヤクルト・塩見の13本に次ぐ12球団2位タイで、もちろん新人では最多だ。阪神新人のオープン戦での安打数は00年以降では16年高山の17本が最多。まだ8試合を残し、今のペースなら更新が濃厚になった。

 1番打者はHonda時代にも経験豊富。出塁への意識を「(他の打順より)しましたね」と振り返る。近本の二ゴロで三塁に進んだ初回はマルテの遊直で帰塁できず、同じく二塁走者だった7回2死ではナバーロの右前打で一気に生還を狙って本塁で憤死した。今は全てが勉強で、積極性は際立っている。

 矢野監督も「たいしたもんやね。毎日やね」と脱帽。2度目のテストだった近本との新人1、2番コンビも、木浪のユーティリティー性によるところが大きく「守備も打順もどこに入れても収まる形の選手ってすごくありがたい。オプションがすごく広いんで。なかなかそういう選手って簡単に見つかるもんじゃないんで」と賛辞を続けた。

 既に開幕1軍は確定的で、結果を出し続けている以上、開幕スタメンの可能性も高まる一方。どんな形で「3・29」を迎えるのか、注目だ。(山添 晴治)

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