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社会人野球

控えからドラフト候補にのし上がった大型右腕。小林 慶祐(日本生命)

「時は来た!ドラフト指名を待つ男たち」

小林 慶祐 こばやし・けいすけ
日本生命
投手・右投右打・187センチ86キロ・1993年11月2日生(22歳)

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 八千代松陰(千葉)高時代の控え投手から、名門社会人に入社。さらにドラフト候補にまでのし上がった大型右腕。上半身を鋭く振り、真上から低めへと投げ込む速球は最速148キロ・常時140キロ中盤。130キロ台のフォークやスライダーとのコンビネーションで空振りを奪う。
 高校時代の公式戦登板は3年夏の千葉大会、リリーフ登板したのみ。ただ、東京情報大ではフォームを固め、身体を鍛えて2年秋に千葉県大学野球リーグ初勝利。そして3年春にブレイクを果たす。リーグ最多の5勝をあげて優勝に貢献すると、全日本大学野球選手権では、近大工学部戦に先発。4回3分の1を投げて3失点(自責点1)で敗戦投手となったが、高校時代は想像もできなかった全国舞台での経験も積んだ。

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 その後は大学野球選手権出場こそなかったが、リーグ戦や明治神宮大会代表を決める横浜市長杯で140キロ後半の速球とフォークのコンビネーションを披露。名門・日本生命入社への道を自らの力で切り拓いた。
 日本生命では1年目から公式戦登板の機会を与えられ、日本選手権の1回戦・鷺宮製作所戦でリリーフとして社会人2大大会デビュー。最速148キロを計測した速球を武器に3回無失点の好投を見せると、計4試合で12回を投げ、わずか1失点で都市対抗に続き12大会ぶり3回目の優勝を飾った日本生命の優勝に大きく貢献し優秀選手賞も受賞。首脳陣に「真の主力投手」として認められた。
 2年目の今年は都市対抗開幕戦で三菱日立パワーシステムズ横浜に0対4とリードされた4回途中からリリーフ登板。自己タイを記録した最速148キロのストレートとフォークをコンビネーションに4回3分の2回を投げて計7奪三振・自責点0の好投で、大卒社会人解禁年でも安定した実力を出している。その後、NPBスカウトが多数視察に訪れた日本選手権近畿予選でも140キロ台後半のストレートを披露し続ける小林。叩き上げの右腕は、10月20日、自分の成長を支えてくれ人々に想いを馳せながら吉報を待つ。

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