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プロ野球

同い年のルーキー・京田に負けない!中日5年目の溝脇隼人が猛アピール!

キャンプでアピールを続ける溝脇隼人(中日)

中日のドラフト2位ルーキー・京田陽太が北谷1軍キャンプで能力の高さを示しているが、それに負けじとアピールを続けているのが、京田と同じ1994年生まれの内野手・溝脇隼人である。
溝脇は九州学院高時代に甲子園出場。高校屈指の遊撃手として、2012年のドラフト会議で5位指名を受けた。4年目の昨季は主に二塁手として2軍戦で89試合に出場。打率.256の成績を残し1軍でも6試合に出場したが、わずか3打席しか立てず無安打に終わった。
迎える勝負の5年目。今年は1軍メンバーとしてキャンプイン。同い年で二遊間を主戦場とする京田とはほぼ同じグループで練習を重ねており、並んでの打撃練習も通例。話題性ではシート打撃から結果を残している京田に劣るが、溝脇も刺激を受けながら俊足好打ぶりを如何なく発揮している。12日の韓国・ハンファとの練習試合でも、途中出場の京田が2安打1盗塁の活躍を見せれば、同じく代打から出場した溝脇は、最初の打席でセンター前タイムリー、続く第2打席では左中間を破る三塁打を放ち、3打数2安打1打点で応戦した。
今年は京田の加入により、正遊撃手の堂上直倫、大ベテラン・荒木雅博の地位も安泰ではない。さらに亀澤恭平、阿部寿樹もアピールを続けており、良い意味で二遊間の開幕スタメンは不透明。その中で溝脇がこのまま結果を残し続ければ、その座を射止める可能性も十分にある。