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プロ野球

ヤクルト小川“脱ライアン”へ熱投264球 理想の左足上げ幅微調整

 ◇ヤクルト・春季キャンプ(2019年2月10日)

左足の上げ幅を調整しながら投げ込む小川(撮影・村上 大輔)

 【キャンプ追球 ここにFOCUS】「脱ライアン」。ヤクルトの小川は明確なテーマを持ってキャンプで投げ込み、数センチ単位で左足の上げ幅の微調整を繰り返している。この日はブルペンで35球、打撃投手で48球。さらにブルペンに戻って181球も投じた。今キャンプでチーム最多の264球。「疲れました」と疲労感をにじませながらも、充実の表情を浮かべた。

 アマチュア時代から名投手ノーラン・ライアンを参考に左膝がグラブに当たるほど高々と上げていたが、今年から低めに変更した。腰など体への負担軽減と制球力向上がフォーム改造の狙いだ。左足を腰の辺りまで上げ、一度下げてから再度上げる2段モーション。ブルペンでは2度目の足を上げる際の上げ幅を何パターンも試し「しっかり上げた方が、力が出た」。左膝の最高到達点が左肘の内側に入るほど上げる形で投げたボールに納得の表情を見せた。

 開幕投手の有力候補は今後の実戦登板に向け「自分のボールを投げきることをやっていきたい」。新フォームでの手応えをつかみ、開幕へ向かう。 (黒野 有仁)

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