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侍ジャパン

変則の左腕の楽天 高梨 フリー打撃で翻弄 伊藤コーチ「新人にはかわいそうだったね」

 ◇楽天・春季キャンプ(2019年2月9日)

打撃投手として登板した高梨(撮影・三島 英忠)

 楽天・高梨が、視察に訪れた侍ジャパンの稲葉監督の目の前で「左キラー」ぶりを見せつけた。沖縄・久米島での1次キャンプ最終日となったこの日、フリー打撃に登板。ドラフト6位・渡辺佳(明大)、同7位・小郷(立正大)の左打者2人に対し計38球を投げ、5度の空振りを奪い「まだゲームレベルの投球はしていないけど順調です」と納得顔だ。

 横手からの変則左腕ならではの軌道。背中側から外角へと大きく曲がるスライダーはボールとなったが、もう1球続けたスライダーは、完全に腰が引けて空振りに。小郷は「見たことのない軌道でした」と驚き、伊藤投手チーフコーチは「新人にはかわいそうだったね」と話した。

 昨年11月の日米野球に出場。3月9、10日の強化試合、メキシコ戦(京セラドーム)にもリストアップされている。稲葉監督は「独特の投げ方で球に特徴がある。左の中継ぎとして非常に期待している」と期待した。

 「打たれるか、抑えるかという試合での戦いは楽しみ」と高梨。あす11日からの沖縄・金武町での2次キャンプでは対外試合も始まる。さらにギアを上げる。 (重光 晋太郎)