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ホークスドラ1田中、第2クールから打者と対戦へ 「早めに体験することが大事」


6日は新人の宮崎体験で初めてのゴルフを楽しんだ田中正義。体験終了後には、キャンプの第1クールを振り返るとともに、第2クール以降への意気込みを語った。

■第1クールは順調「どこも痛いところがないのが一番」

 6日は新人の宮崎体験で初めてのゴルフを楽しんだ田中正義。体験終了後には、キャンプの第1クールを振り返るとともに、第2クール以降への意気込みを語った。

 田中は、初の休日の早朝から“球団恒例行事”でゴルフに駆り出された。「楽しかった」と感想を述べる中で「ゆっくりしたかった」と本音もポツリ。ゴルフ体験の後、記者に囲まれて春季キャンプの第1クールを次のように振り返った。

「どこも痛いところがないのが一番。納得の5日間でした。全体練習が多い中で、自分がやりたいこともやれました」

 第1クール最終日には、ブルペンで内川聖一や松田宣浩が打席に立って田中の球筋を確認する場面もあったが、第2クール以降は本格的な打者との対戦が待ち受ける。

「バッターが打席に立った中で、どういう感覚になるのか。やはりグラウンドでマウンドに立ってバッターと向かい合うのは景色がまったく別ものになる。それを早めに経験することが大事だと思う」

 工藤公康監督は「すばらしいストレートを投げていた」と、第1クールのブルペン投球を振り返ったが、ドラ1右腕が本領を発揮するのはいよいよこれからだ。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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