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プロ野球

ロッテドラ1藤原 30盗塁いける!紅白戦快足デビュー、選球眼も◎

 ◇紅白戦 白組4―3紅組(2019年2月1日 石垣島)

<ロッテ紅白戦>8回2死一塁、安田の左飛で三塁を回る藤原(撮影・白鳥 佳樹)

 ロッテのドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)がキャンプ初日の紅白戦で快足を証明した。緊張のあまり、初歩的ミスを犯したが、それが能力の高さを際立たせた。「アウトカウントを間違えてしまいました」。照れくさそうに苦笑いした。

 8回2死から代打で登場。四球で出塁し、3ボール1ストライクで二盗を試みたが、打席の安田は左飛に倒れた。走者が止まる必要はないが、一瞬、アウトカウントに自信がなくなり、確認した分だけ足を緩めたが、50メートル5秒7の快足でカバー。左翼手が捕球した時には三塁を回っていた。大塚明外野守備走塁コーチは「あの塁間の速さは将来30盗塁できる」と絶賛。この日計測した塁間タイム3秒26は1位の和田(3秒16)に肉薄していた。

 プロ初打席では5年目・岩下と対戦。初球は豪快な空振りを見せたが、フルカウントから外角の140キロ直球を悠然と見送った。捕手の柿沼が試合後「見えていた?」と確認したほど際どいコース。井口監督は「ストライクもどんどん振っていける。次の打席も使ってみたいと思わせた」と評価。1軍帯同を決定し、早ければ初の対外試合となる9日の台湾ラミゴ戦(石垣)で先発デビューさせる考えも伝えた。

 1月中旬のインフルエンザの影響も考慮し、井口監督は当初出場を見送る考えだったが、コーチの進言で急きょ出場となった。藤原は「(試合に)出ないと聞いていたので…」と慌ただしくベンチ前でバットを振って準備したが、母・道子さん(42)が見守る中で光を放てるのは、甲子園を春夏連覇したスターのなせる技だった。(福浦 健太郎)

 ◆藤原 恭大(ふじわら・きょうた)2000年(平12)5月6日生まれ、大阪府出身の18歳。原田小1から園和北フレンズで野球を始め、豊中五中ではオール枚方ボーイズに所属。大阪桐蔭では1年夏からベンチ入りし、2年春から4季連続甲子園出場。主に1、4番を務め、計3度の優勝に貢献した。2年時から2年連続U18代表入り。高校通算32本塁打。1メートル81、78キロ。左投げ左打ち。