BASEBALL GATE

MLB

ナ・リーグ本塁打王に「ふさわしい球団」は? 米投票で「日本」が1位に


ナ・リーグのホームラン王に輝きながら、いまだ所属先が決まらないクリス・カーター内野手(ブルワーズFA)。米情報サイト「トレード・ルーモア」では「カーターにふさわしい球団とは」とのタイトルで、ファンへの投票を呼びかけた。その結果、「日本」がトップに立っている(日本時間6日午後11時現在)。

■移籍先決まらないFAのカーター…レイズを抑えて日本が20%超でトップ

 ナ・リーグのホームラン王に輝きながら、いまだ所属先が決まらないクリス・カーター内野手(ブルワーズFA)。米情報サイト「トレード・ルーモア」では「カーターにふさわしい球団とは」とのタイトルで、ファンへの投票を呼びかけた。その結果、「日本」がトップに立っている(日本時間6日午後11時現在)。

 30歳の強打者はメジャーで7シーズン目を迎えた昨季、打率.222、41本塁打、94打点をマークし、自身初の本塁打王に輝いた。94打点、76四球もキャリア最多だった一方、206三振は自身2度目のリーグワースト。現在まで今季、どの国でどのユニホームを着るか決まっていない。

 そんな中、「クリス・カーターの冬はダラダラと長引いている」と報じた記事では、さまざまな球団が強打者に接近していることを伝えた上で契約を結ぶ可能性がある球団として以下の7チームをピックアップ。サイト上で投票を実施した。

○レイズ
○レンジャーズ
○マーリンズ
○ホワイト・ソックス
○マリナーズ
○アスレチックス
○日本

 日本は投票数4113票のうち858票(20.86%)を集め、レイズの797票(19.38%)を抑えてトップに立っている。

■NPB移籍あるか…「日本球団はMLBで注目浴びた選手獲得を心から望んでいる」

 記事ではチームごとに解説がつけられており、日本についてはカーターが海外からのオファーも視野に入れているという代理人の発言を紹介。「日本球団はカーターのようにMLBで注目を浴びた選手獲得を心から望んでいる」と解説した。ただ、本人がMLB球団が最優先の意向だということも併記している。

 一方、2位につけるレイズについては「最近、ローガン・モリソンと契約を結んだ。しかし、まだ右打者獲得に興味を示している様に思える。カーターは適格だろう」と指摘。朴炳鎬(ツインズ戦力外)ら、ほかの獲得候補の名を挙げながら分析している。

 以下は「そのほか」(669票)が次いで多く、アスレチックス(618票)、ホワイトソックス(414票)、レンジャーズ(383票)、マーリンズ(250票)、マリナーズ(124票)という順で続いている。

 ファンから「カーターにふさわしい球団」として支持されている形の日本だが、果たして今年、メジャーの本塁打王をNPBを見られことはあるのか。今後の動向に注目が集まる。

関連リンク