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プロ野球

DeNA・田中浩康が『67』を背負う理由


 今季からDeNAに加入した田中浩康が3日、新天地で背番号『67』を背負う理由について語った。

 昨季までプレーしていたヤクルト時代に田中浩が、着けていた背番号は『7』。これまでに大きな番号を着けたことはなかったそうだが、なぜ『67』を着けることになったのか…。

 この『67』はヤクルト時代、一緒にプレーした“ある”偉大な大先輩が関係している。

「(ヤクルト時代に)偉大な先輩がいた。その方にプロに入って沢山のことを教わりました。色んなことを含めて、リスペクトしていました」。

 ヤクルト時代に二遊間を守っていた宮本慎也氏が着けていた『6』、それに田中浩がヤクルト時代に背負った『7』をあわせた『67』にしたという。田中浩は、「67を空いているか確認したら空いているとのことだったので、ぜひよろしくお願いします」とDeNAで『67』を背負うことなった。

 近年は、2年連続トリプルスリーを達成した山田哲人がレギュラーに君臨していたため、出場機会が限られた。だが、新天地のDeNAは二塁に絶対的なレギュラーの存在はおらず、チャンスは十分ある。「毎日が勝負、アピールです。ベイスターズに拾ってもらえた。ベイスターズで無駄な時間1分、1秒ありません。貴重な時間を過ごさせてもらっています」。宮本氏の『6』と田中浩がヤクルト時代に着けていた『7』をあわせた『67』で再出発する。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)