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プロ野球

巨人・原監督 那須川天心に見た“大和魂”とナインに求める「戦う姿勢」

 巨人・原辰徳監督(60)が「勇猛果敢」と称えたファイターがいる。キックボクサーの那須川天心だ。原監督は昨年12月31日、ボクシングの元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザーとのスペシャルエキシビションマッチをテレビ観戦。「あのルールの中で、よくぞ、よくぞ五分の状態で拳を合わせにいった。昔の武士ってああいう風に戦ったのかなと思った」と感想を口にした。

<巨人新人合同自主トレ>新入団選手を集め話する原辰徳監督

 日本が誇る天才ファイター。147ポンド(約66・7キロ)のリミットでパスしたメイウェザーに対して62・1キロだった。体重差が考慮されグローブこそ那須川は8オンスで、メイウェザーが10オンスだったが、もちろん武器のキックは封じられていた。3度のダウンを奪われて2分19秒でTKO負け。悔し涙があふれたが、原監督は懐に飛び込む勇気に感銘を受けたという。

 「彼の姿というのは“大和魂”を思わせた。俺は、胸張ってほしいね。すばらしいファイターが世界にデビューしたということよ」。日本一3度、リーグ制覇7度の輝かしい経歴を誇る名将は賛辞を惜しまなかった。

 9日には新人合同自主トレを視察。コーチ陣も今年初めて一堂に会し、2月1日のキャンプインに向けた準備が始まった。昨秋、4年ぶりの復帰が決まった時からナインに「いつでもファイティングポーズを取れるようなコンディショニングを整えられることが大事」と、「戦う姿勢」を求めてきた。選手たちは各地で自主トレを行い、着々と準備を進めている。(記者コラム・神田 佑)