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侍ジャパン

広島ドラ1小園 ロッテドラ1藤原とルーキーイヤー“共闘”始動

 広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18=報徳学園)は、ロッテ・同1位の藤原恭太外野手(18=大阪桐蔭)と正月旅行に出かけることを明かした。旅行先での練習で、プロ入り前最後の“共闘”。中学時代のチームメートと侍ジャパンで再会できることを夢見て、切磋琢磨を続ける。

ルーキーイヤーをスタートさせる小園

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 学生最後の旅行はのんびりと……とはいかない。年明けすぐの2日間、家族と旅行に出かけることを明かした小園。「藤原もいるので」。ロッテのドラフト1位・藤原の家族とともに出かける仰天プランを、さらりと打ち明けた。

 藤原とは、中学時代に「枚方ボーイズ」でチームメートだった。「最近は忙しい時期だと思うし、連絡をずっと取っているわけではないですけど、仲はずっといいです。親同士もすごく仲良しなんです」。中学3年には全国制覇も経験するなど、切磋琢磨(せっさたくま)してきたライバルだ。小園は報徳学園に、藤原は大阪桐蔭にと、ともに関西屈指の強豪私立へ進学。夏の甲子園100回大会の主役にまで上り詰めた。別々の“スター街道”を歩みながらも、家族同士の交流は高校進学後も続いていた。プロ野球選手としての本格的な始動を前に、豪華すぎる“ドラ1ファミリー”での正月旅行。「2人で絶対に動くと思います」と、旅行先での“共闘”も予定している。

 17年のU18侍ジャパンで2年から選出されたのは、小園と藤原の2人だけだった。昨年の代表にもそろって選出され、ともに世代をけん引してきた。「高校でも2回、一緒に侍に選ばれた。また日本のトップレベルでプレーしたいという思いは強いです」。再び侍での共演を夢見て、プロの世界に飛び込む。

 ドラフトで小園には4球団、藤原には3球団が競合した逸材が、中学時代に同じチームに在籍していた奇跡。年末には、当時の同学年のチームメートとの食事会を開いて、健闘をたたえ合った。「これから野球のことが続くので、年始も野球のことを第一に考えていきたいです」。旅行先でも、野球の話に花が咲くだろう。2人の成功物語は、まだ序章に過ぎない。(河合 洋介)

 ◇小園 海斗(こぞの・かいと)2000年(平12)6月7日生まれ、兵庫県宝塚市出身の18歳。逆瀬台小1年から宝塚リトルで野球を始め、投手と遊撃手。光ガ丘中では枚方ボーイズに所属。報徳学園では1年からレギュラーで2年春の甲子園4強、3年夏は8強。2年時からU18日本代表。高校通算38本塁打。50メートル走5秒8。遠投110メートル。1メートル78、83キロ。右投げ左打ち。