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2018.12.27 15:02
宮本慎也の長男・宮本恭佑の好救援、三河和希の本塁打でヤクルトが巨人に勝利【12球団ジュニアトーナメント】
12月27日、札幌ドームで『NPB12球団ジュニアトーナメント supported by 日能研』が開幕。ともに本拠地を東京に置き、ジュニアチームでも練習試合でしのぎを削ってきた巨人とヤクルトが予選リーグ初戦で激突。接戦となったが、ヤクルトジュニアが3対2で競り勝った。
練習試合では1勝3敗と負け越していただけにヤクルト・度会博文監督は「いろんな選手を使いながらウチのスタイルで勝てました。自信になったはず」とベンチ入り16選手中13選手を使う積極采配に応えた選手たちの活躍に目を細めた。
特に投手は4投手を短いイニングで継投し、強打の巨人打線を2失点に抑えた。宮本慎也ヘッドコーチの長男である右腕・宮本恭佑が2番手として3・4回を3四死球出しながらも無安打無失点に抑えて勝利投手となった。
また打線は、4回表に三河和希の2ラン本塁打で先制すると、6回表には3安打と打線が繋がりダメ押しの3点目を黒岩秀哉のタイムリーで奪った。黒岩は試合後に笑顔を弾けさせながら「大会前はレベル50くらいだったと思いますが、レベル100になったと思います」と話した。
そして宮本は「巨人とは何度かオープン戦をしていたので、タイミングが合わぬよう緩急を意識しました」と好投の要因を話した。
井上和輝主将が「元気はどのチームにも負けない」と話すように、明るく思いきりの良い戦いが持ち味のヤクルトが第1回大会(2005年)以来の優勝を目指して、28日は前回大会優勝の中日と対戦する。
★予選リーグ・グループD
ヤクルト 0002010=3
読売 0000011=2
【ヤ】藤崎、○宮本、伊藤、岸野−井上
【読】●畠山、沖−伊藤、鶴田
本塁打:ヤクルト・三河、読売・森山