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プロ野球

“阪神・西”7日誕生へ 矢野監督初出馬で3度目交渉、即表明

 オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言した西勇輝投手(28)の阪神移籍が確実であることが6日、明らかになった。残留を願うオリックス、獲得を狙った阪神、DeNA、ソフトバンクの4球団と交渉。熟考を続けてきた。

オリックスからFA宣言した西

 条件面では4年15億円を提示したソフトバンクが優位とみられた。阪神の提示は年2億5000万円ベースの4年契約。球団幹部は「(ソフトバンクは)いくらでも出せるんでしょうね」とため息交じりに話していたが、交渉にはより一層の熱意を込めた。谷本修球団本部長らが投手有利と言われる甲子園で投げられることなどをアピール。「若い右腕が多いので中心となって引っ張っていってほしい」と思いをぶつけ、西の心を動かした。

 7日には11月24日以来3度目となる交渉を行い、初めて矢野監督が出馬。西はここで態度を表明するとみられる。球団は上田次朗、岡田彰布、安藤優也らがつけた背番号16を伝える予定だ。

 2桁勝利5度を誇る通算74勝右腕が加われば、最下位からの巻き返しを目指すチームにとって申し分のない補強だ。大黒柱のメッセンジャーは37歳となった今季も11勝を挙げたが、終盤にコンディション不良で一時離脱するなど不安を抱え、西は新たな柱になり得る。伸び盛りの小野、才木らにとっても良き手本となりそうだ。

 ◆西 勇輝(にし・ゆうき)1990年(平2)11月10日生まれ、三重県出身の28歳。菰野では3年夏に甲子園出場(初戦敗退)。08年ドラフト3位でオリックスに入団。3年目の11年にプロ初勝利を含む10勝を挙げた。12年10月8日ソフトバンク戦でノーヒットノーランを達成。1メートル81、80キロ。右投げ右打ち。