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ツインズは「復調期待」 「失意の1年目」過ごした“韓国50発男”復活なるか


 “韓国人50発スラッガー”が「失意の1年」から復活へ、順調に階段を上がっているようだ。昨年8月に右手首の手術を受けたツインズ・朴炳鎬内野手はすでに打撃練習を再開していると、地元紙「パイオニア・プレス」電子版が報じている。

■8月に右手首手術もツ軍指揮官「彼は健康だし、打撃も行っている」

 “韓国人50発スラッガー”が「失意の1年」から復活へ、順調に階段を上がっているようだ。昨年8月に右手首の手術を受けたツインズ・朴炳鎬内野手はすでに打撃練習を再開していると、地元紙「パイオニア・プレス」電子版が報じている。

「彼は健康だし、打撃も行っている」

 記事によると、ツインズのモリター監督はこう語ったという。

 朴は韓国・ネクセンで2012年から4年連続で本塁打王&打点王の2冠を奪取。14年に52本、15年には53本と2シーズン連続50発以上をの破壊力を見せつけた。ポスティングでツインズに移籍した昨季は開幕から持ち前の長打力を発揮。初の1試合2発を放った5月13日のインディアンス戦時点では、シーズン42発ペースとしていた。

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■マイナー落ちから手術へ、球団はFA補強視野も「復調に期待」

 しかし、打率は2割台と安定感を欠き、さらに6月24日に初めて2割を切ると、7月1日にマイナー降格。メジャーでは62試合出場で打率.191、12本塁打。得点圏打率は.115と低く、24打点に終わった。その後、8月に痛めていた右手首の手術に踏み切り、このままメジャー再昇格を果たすことなく、シーズンを終える形となってしまった。

 記事では「MLBデビュー初年度は失意の1年となった」と記されているが、ツインズのデーブ・プルーマートレーナーがモリター監督用にまとめたリポートによると、朴は今オフのトレーニングに関して制限なしで取り組んでいるという。

 1年目は期待を裏切る形となってしまったが、「FA市場での打線補強を視野に入れつつも、ツインズは朴が故障に悩まされた昨季から復調することに期待を寄せている」と記事では紹介。球団の期待から依然、高い期待を寄せられているようだ。

 果たして「コリアンの大砲」は復活を遂げ、豪快なアーチを再びメジャーで描けるか。まずはケガを克服して万全の状態を取り戻し、春季キャンプを迎えたいところだ。

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