BASEBALL GATE

プロ野球

大谷翔平の進化はゲームも超越!? 「パワプロ」でDH解除できず苦笑い


日本ハムの大谷翔平投手が8日、都内で行われたコナミの「パワプロフェスティバル2016決勝大会」に出席。昨季、リアル二刀流で大活躍を見せた右腕はこの日行ったゲームの対戦で自身を指名打者解除できず、苦笑いを浮かべた。

■コナミ関係者「機能がない。今後、対応していきたい」

 日本ハムの大谷翔平投手が8日、都内で行われたコナミの「パワプロフェスティバル2016決勝大会」に出席。昨季、リアル二刀流で大活躍を見せた右腕はこの日行ったゲームの対戦で自身を指名打者解除できず、苦笑いを浮かべた。

 ソフトバンク・川島慶三内野手、福田秀平外野手と共にパ・リーグ代表として、セ・リーグ代表の中日・平田良介外野手、広島・松山竜平外野手、巨人・西村健太朗投手と「パワプロ」で対決。3イニング制で行われたゲーム内で大谷は自身を「3番・指名打者」で先発出場させ、6点リードで迎えた最終回の3回にマウンドへ上げようとしたが、ゲームの設定上できず、しぶしぶ楽天・松井裕樹投手を起用した。

 ゲーム内の大谷は打撃で初回1死一塁で阪神・藤浪晋太郎投手から左中間二塁打。初回の大量4得点を演出すると、2回は1死二、三塁から四球を選び、この回3点を呼び込んだ。高い能力を見せ、パ・リーグ代表の7-4での勝利に貢献。ゲーム後、大谷はガッツポーズを作り、「すごく楽しかったです。ナイスゲームでした」と喜んだ。

■ゲームも追いつかない進化、「対応が間に合っていない」

 それでもゲームイベントで行ったまさかのアクシデントには苦笑い。昨年、ソフトバンクと戦ったクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦ではこの日のゲームと同様、「3番・DH」で先発し、3点リードの9回にDHを解除して5番手としてマウンドに上がった。その際は日本最速を更新する165キロをマークするなど圧巻の投球で自身プロ初セーブをマークしている。

 コナミ関係者は「現時点で(試合中にDH解除する)機能がない。今後、対応していきたい。投打両方の能力を高く設定するところまではできている。ただ試合中にDH解除するというのは対応が間に合っていない。正直、ここまでの投打での活躍は想定していなかった」と話した。

 実在の大谷はゲームの想像を超える進化を見せているようだ。

関連リンク