- プロ野球
2018.10.07 22:38
最後の打席はセカンドゴロ!千葉ロッテ・根元が13年のプロ生活に終止符!
千葉ロッテの根元俊一が、7日の福岡ソフトバンク戦で引退試合に挑み、4打数ノーヒットで現役生活に幕を下ろすことになった。
9月27日に現役引退を表明していた根元。表明の会見では、「自分から第三者的にみたらちょっと限界なんじゃないかなと感じた」とコメントを残していた。
引退試合となったこの日は、「7番・レフト」でスタメン出場を果たした。多くのファンは根元の持ち味である鋭い打球を広角に打つ打球での安打を臨んでいた。まずは、第1打席。2死1塁の場面で打席に入った根元は、福岡ソフトバンク先発・ミランダの2球目のストレートを反対方向へ打つもショートゴロに終わる。その後の第2、第3打席でもヒットは生まれず。チームも序盤に福岡ソフトバンクに大量リードを奪われる悪い展開となってしまう。そして3対8とチームが5点のビハインドで迎えた9回の第4打席。福岡ソフトバンクの4番手・大竹耕太郎のストレートを振り抜いたが、結果はセカンドゴロに終わり、根元の13年のプロ生活に終止符が打たれた。
試合後引退セレモニーで根元は、「日本一の千葉ロッテマリーンズファンのみなさま、みなさんが歌ってくれる自分の応援歌が本当に大好きでした。これからはグランドに立ってくれている選手全員と、2軍で必死に頑張っている選手全員を、ファンの皆様とともにこれからも応援し続けて行きたいと思います」と感謝の言葉を述べた。
どんなときでも全力プレーを見せ、多くのファンに愛された根元。彼の姿勢はチームはもちろん、ファンの心にもずっと残せれていくに違いない。