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好リリーフで胴上げ阻止!東京ヤクルト・梅野が7試合連続無失点でプロ2勝目!

中日―ヤクルト25  9回に登板し、2勝目を挙げたヤクルト・梅野=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】ƒ€


 東京ヤクルトが25日の中日戦で逆転勝ち。9回に2点差を追い付き、延長10回に勝ち越し成功で広島東洋の胴上げを阻止。9回に4番手で登板した高卒2年目の梅野雄吾が1イニングを無失点に抑えてプロ2勝目を挙げた。

 この日の出番は同点に追い付いた直後の9回裏だった。代打の堂上直倫を外角カットボールで空振り三振に仕留めると、続くベテラン・荒木雅博にはヒットを許し、犠打で2死2塁のピンチを背負ったが、平田良介をフルカウントからのフォークボールで空振り三振。「絶対に点を取られないように全力投球で頑張りました。三振を取りたかったので良かったです」と梅野。直後の勝ち越しに繋げ、試合後のヒーローインタビューで笑顔を見せた。

 九産大九産高から2016年のドラフト3位で東京ヤクルトに入団。昨季はルーキーイヤーながら2軍で15試合に登板して防御率3.32。8月には1軍初先発も経験した。迎えた2年目の今季は、春先こそ打ち込まれたが、8月に昇格して以降は好投を続け、8月は10試合で1勝1敗4ホールド、防御率1.86。9月もこれで10試合1勝0敗4ホールド、防御率1.93。この日で7試合連続無失点とした。

 明日からはマツダでの広島東洋戦。新進気鋭の19歳は「一戦一戦全力投球で投げていくだけです。頑張ります」と初々しく好投を誓った。