- プロ野球
2018.09.22 19:20
プロ25年目で偉業達成!千葉ロッテ・福浦が通算2000安打!
千葉ロッテの福浦和也が、22日の埼玉西武戦でプロ野球史上52人目となる通算2000安打を達成した。
1993年のドラフト7位でプロ入りした福浦。投手での入団だったがすぐに肩を故障し打者に転向。プロ入り4年目の1997年7月に一軍昇格を果たすと結果を残してシーズン途中からレギュラーに定着した。チームの中心として打線を牽引し、2001年には首位打者を獲得。ここ数年は若手の台頭もあり、スタメン出場も減っていたが代打でも存在感を発揮し、ヒットを積み重ねてきた。
2000安打まで残り1本になったこの日の試合。福浦は「6番・DH」でスタメン出場を果たす。第1打席から、大記録達成を待つファンの大声援が球場を包み込んだが、なかなかヒットは生まれなかった。そして迎えた8回の第4打席。この回の先頭で打席に入った福浦は、2ボール2ストライクと追い込まれた7球目。外角のスライダーを見事に捉え、ライトの右を破るツーベースを放ち、本拠地での大記録達成を成し遂げた。
試合は、ロッテが3対5で敗れ、福浦の2000安打達成を勝利で祝うことができなかったが、試合後には大きな「福浦コール」が球場に響き渡った。
偉業達成に福浦は、「千葉マリンで打てたことがうれしい」と本拠地での記録達成を喜び、同級生である埼玉西武の松井稼頭央から花束をもらったことに関して「同期入団で、最年長野手で頑張ってきましたから、同級生の前で決めたいという思いはあった」と本音を漏らした。
今後の目標を聞かれ「ここ、千葉マリンで胴上げしたい」と意気込んだ福浦。偉業達成後もなお、闘志を燃やし続けるバットマンの戦いままだまだ続く。