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2016.12.30 17:40
イチローは「余裕枠」!? MLB公式サイトが現役選手の殿堂入りを予想
2017年度に米野球殿堂入りする往年の名選手の発表が、来年1月18日に行われる。これに先駆け、MLB公式サイトでは、現役選手が将来に野球殿堂入りする可能性に関する特集記事を掲載。この中で、今季メジャー通算3000安打を達成したマーリンズのイチロー外野手は、アルバート・プホルス(エンゼルス)、ミゲル・カブレラ(タイガース)と並び、現役わずか3人の「余裕枠」で紹介されている。
■「余裕枠」にイチロー、プホルス、カブレラ、「当確枠」はカーショー、トラウト
2017年度に米野球殿堂入りする往年の名選手の発表が、来年1月18日に行われる。これに先駆け、MLB公式サイトでは、現役選手が将来に野球殿堂入りする可能性に関する特集記事を掲載。この中で、今季メジャー通算3000安打を達成したマーリンズのイチロー外野手は、アルバート・プホルス(エンゼルス)、ミゲル・カブレラ(タイガース)と並び、現役わずか3人の「余裕枠」で紹介されている。
特集では、2017年シーズンに現役を続ける選手の中で、今後の活躍次第でクーパーズタウン行きの可能性がある10選手を選出。来季メジャー17年目を迎える背番号51は別格枠の筆頭で紹介されている。
「クーパーズタウンにたどり着く選手は、シーズン平均で31人存在する。イチロー・スズキ、アルバート・プホルス、ミゲル・カブレラという余裕で選出される存在もいる。クレイトン・カーショー、マイク・トラウトもまた確実だろう」
「余裕枠」で選ばれたイチローは、今季メジャー史上30人目の3000本安打を達成。マリナーズ時代の2001年には新人王とMVPを同時受賞している。その他にも、ルーキーシーズンから10年連続で200本安打を達成するなど、さまざまな金字塔を打ち立ててきた。
■今後の活躍次第ではバムガーナー、カノ、チャップマンら10人に可能性あり
イチローと並ぶ「余裕枠」で選ばれた2人も、すでにレジェンド的存在だ。エンゼルスのプホルス内野手は2001年のデビュー以降、10年連続で打率3割、30本塁打、100打点を達成している。タイガースのカブレラ内野手は、2012年シーズンに打撃3冠王の偉業を達成している。
殿堂入りというゴールに関しては、メジャー最高左腕と呼ばれるドジャースのカーショー投手、エンゼルスの天才打者トラウト外野手よりも、イチローが“格上”だと認定された形だ。
一方、今後の活躍次第と評価された10人もスター揃いだ。ジャイアンツのエース左腕マディソン・バムガーナー投手、マリナーズの主砲ロビンソン・カノ内野手、ヤンキースの守護神アロルディス・チャップマン投手、ダイヤモンドバックスのエース右腕ザック・グリンキー投手、マリナーズのエース右腕フェリックス・ヘルナンデス投手、レッドソックスのダスティン・ペドロイア内野手、ジャイアンツのバスター・ポージー捕手、マーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手、タイガースのジャスティン・バーランダー投手、レッズのジョーイ・ボット内野手という名前が並ぶ。
「余裕枠」と「当確枠」も含めた15選手のうち、将来はたして何人が殿堂入りするのか。今後の変わらぬ活躍に期待したい。