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来日通算150号!横浜DeNA・ロペスが古巣から2本のアーチ!

 巨人―DeNA24  通算150本塁打を達成し、記念のボードを掲げるDeNA・ロペス=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 横浜DeNAのロペスが20日の読売巨人戦で2本塁打を放ち、来日150本塁打を記録した。

 1点リードの3回、2死1、2塁からロペスがレフトスタンドへ3ラン本塁打を放ってリードを広げた。9試合ぶりの21号は、来日通算150本塁打となった。ロペスは「ずっとホームランが出ていなくて、あと1本だったので少しプレッシャーを感じていたところがあった。やっと1本出て嬉しい」と喜んだ。

 13年に巨人で日本のキャリアをスタートさせたベネズエラ人助っ人にとって、来日6年目の区切りの一発になった。かつての本拠地であった球場でのメモリアル弾を「自分のキャリアの1試合目も東京ドームだったので、本当に巨人の方々には日本で野球をすること与えてくれて嬉しく思っている」と謙虚に話し、「150という数字は自分でもびっくりしている。横浜のベイスターズのファンの皆さん、巨人のファンの皆さんにも感謝したい」と古巣のファンにも感謝した。

 5回には「1本目よりも完璧な当たりだったので、打った瞬間にいくと思った」という2打席連続となるダメ押しの一発を放ち、7回2死までパーフェクトと好投した先発の東を援護した。「(東は)すごくいいピッチングをしていた」とチーム勝ち頭のルーキーをねぎらい、「今は大事な時期なので、東だけでなくすべてのピッチャーを助けていきたい」と主砲の自覚も見せた。

 CS争いの直接対決に勝利し、出場圏内の3位とのゲーム差は0.5となった。「簡単ではないが、100パーセントの力を出してプレーオフにいきたい」と、頼れる助っ人が、2年連続のポストシーズンにチームを導く。