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栗山の満塁弾で天王山3連勝!埼玉西武に優勝マジック「11」が初点灯!

西武―ソフトバンク21  1回、先制の満塁本塁打を放ち、ナインに迎えられる西武・栗山(左端)=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


 埼玉西武の栗山巧が17日の福岡ソフトバンク戦の初回に自身4年ぶりの満塁本塁打で先制。首位攻防戦3連勝に導き、優勝マジック「11」を初点灯させた。

 いきなりのグランドスラムだった。1回裏、1番の秋山のヒットから浅村、山川が連続四球で満塁となると、5番の栗山が相手先発・ミランダの2ボール1ストライクからの内角低めの146キロのストレートを振り抜き、バックスクリーンに叩き込んだ。

 「いい所で回ってきましたね。なんとか本当に、先に1点という所で、プレッシャーはかかりましたけども、本当いいスイングができました」と栗山。2014年7月5日のオリックス戦以来4年ぶり通算5本目の満塁弾に「やっぱり特別な感じはしますね」と笑み。この4点で一気に試合の主導権を握ると、その後も得点を重ねて8対1の大勝。栗山自身も第3打席、第4打席でもヒットを放って猛打賞もマークして見せた。

 これで2位・福岡ソフトバンクとの天王山3連戦に3連勝し、ついに優勝マジック「11」が点灯。10年前のリーグ優勝を知るベテランは、「勢いがありますし、みんなが集中してやれていますので、このままファンのみなさんとともに、熱くやっていきたいと思います」と気合を入れ直すとともに、「今日、球場に来れなかったライオンズファンの方もたくさんいると思います。ともに優勝に向かって頑張っていきましょう。よろしくお願いします」と高らかに呼びかけた。