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プロ野球

3本のホームランが飛び出した試合をファイターズジュニアが制し準決勝へ(「NPB12球団ジュニアトーナメント2016 supported by日能研」第2日)

映像提供=J-SPORTS

2016年12月28日 KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎第3試合
【北海道日本ハムファイターズジュニア 対 福岡ソフトバンクホークスジュニア】

今季のパ・リーグでも激闘を繰り広げた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクのジュニアチームが、決勝トーナメント進出をかけて一心一体の攻防を見せた。
 ホークスジュニアは初回に、第1試合のカープジュニア戦で先頭打者本塁打を放った星子天真捕手(侍ジャパンU-12代表)がセンター前安打で出塁すると、4番・丸本将吾内野手のライト前安打で先制。
 同点に追いつかれた直後の5回にも、後藤大和外野手の本塁打で勝ち越した。だが、その裏に日本ハム打線が唐川侑大投手の本塁打で同点に追いつくと、さらに田中佑弥内野手にも本塁打が飛び出し逆転に成功。最後は先発から一塁手に回っていた左腕・門別啓人投手が再登板して1イニングをきっちりと締め、決勝トーナメント進出を果たした。

 一方、ホークスジュニアは1敗1分でグループリーグ敗退となった。U-12アジア選手権でMVPに輝き、ホークスジュニアでも主将を務めた星子は「(5回裏は)2アウトを取って、油断してミットを構えてしまったところがあったと思います。それが負けに繋がってしまいました」と涙しながらも「(目標とする)プロ野球で悔しい思いをしないよう、優勝したいです」と前を向いた。

★ファイターズジュニア・高口隆行監督
「初回の無死満塁を門別が1点に抑えたのが大きかったですし、2番手の唐川も流れを変えてくれました。この両エースを信じていました。」

★同点本塁打のファイターズジュニア・唐川侑大投手
「(自分が打たれ)負けていたので、自分で決めると思い打席に立ちフルスイングしました。明日も投手としては自分の役目を果たし、打者としてはランナーを返していきたいです」

★勝ち越し本塁打のファイターズジュニア・田中佑弥内野手
「同点だったのでチームのために打とうと思っていたら、自分の得意なインコースに来て打つことができました。明日は今日のような本塁打は出ないと思うのでライナー性のヒットを打つことと、守備でアウトを一つひとつしっかり取っていきたいです」
ゲームレポート・写真=高木遊

Fジュニア 101010|3
Hジュニア 000230|5

【北海道日本ハムジュニア登録選手】
1門別啓人(JBC日高ブレイヴ)

2前田空(里塚イーグルス)

3村上広(東16丁目フリッパーズ)

4和美智貴(拓勇ファイターズ)

5石山蓮(恵庭和光ジュニアライオンズ)

6田中佑弥(札苗スターズ)

7三浦蔵大(日新スポーツ少年団)

8瀬戸嵩介(北檜山ラウドネス)

9森寛斗(鉄東スワローズ)

10川瀬なな(岩見沢Fイーグルス)

11唐川侑大(新富野球少年団)

12国枝颯汰(遠軽北野球少年団)

13井樫太希(手稲前田リトル)

14千葉太陽(柳町イーグルス)

15本多脩生(泉野イーグルス)

16浅野裕生(羊ケ丘ブルースターズ)

17津田夏実(西岡スターズ)

18宮村航生(月寒スターズ)

【福岡ソフトバンクジュニア登録メンバー】
1吉田颯(ひまわりJSC)

2久呉輝(城少レッドスターズ)

3後藤大和(託麻フェニックス少年野球クラブ)

4岡村洸太郎(山口大内クラブ)

5丸本将吾(戸尾ファイターズ)

6荒木颯太(玉東少年野球クラブ)

7坂本遼(少年野球平尾クラブ)

8大島諄士(芦屋ビッグドリーム)

9野中雅希(大牟田イーグルス=)

10星子天真(弓削キング)

11角田蒼汰(羽犬塚ウイングス)

12福田将大(川崎ドリームス)

13冨田琉暉(大川ジュニアソフトボールクラブ)

14江口飛向(大川ブルーライオンズ)

15杉田悠斗(中原ジャイアンツ)

16浦野悠仁(大任無限)

17大木拓朗(西諫早少年野球団)

18秋吉奏汰(糸田ジュニアクラブ)