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プロ野球

平成生まれで最も盗塁している選手は?


 年号が平成となってから今年で28年。平成元年生まれの中田翔(日本ハム)が打点王、菅野智之(巨人)が最優秀防御率、野村祐輔(広島)が最多勝、平成3年生まれの筒香嘉智(DeNA)が本塁打と打点の二冠王、平成4年生まれの山田哲人(ヤクルト)が日本球界史上初となる2年連続トリプルスリーを達成するなど平成生まれの選手たちが球界を引っ張っている。

 平成生まれの野手限定の通算盗塁数をみると、平成4年生まれの西川遥輝(日本ハム)が最も多い143盗塁を記録する。西川はレギュラーに定着した14年に43盗塁をマークし、盗塁王のタイトルを獲得すると、15年が30盗塁、今季が2年ぶりに40盗塁以上(41盗塁)をマークする活躍ぶりだった。『ユアタイム』(フジテレビ系)のスポーツコーナーで放送された『プロ野球100人分の1アンケート』では、“走塁部門”の1位に選出されるなど、プロからも認められる脚力を誇る。

 2位は平成元年生まれの丸佳浩(広島)の117盗塁。13年に盗塁王(29盗塁王)に輝いた丸だが、30盗塁以上記録したシーズンが1度もない。13年の29盗塁が最高で、20盗塁以上記録したシーズンは14年の26盗塁、16年の23盗塁となっている。

 3位は平成3年生まれの中島卓也(日本ハム)の111盗塁。上位2人と同じように中島も15年に34盗塁を記録し、盗塁王に輝いた。その他のシーズンは30盗塁以上マークした年はなく、今季は23盗塁だった。

 その他、5位には2年連続盗塁王の山田が通算88盗塁、7位には“88年世代”だが2月10日生まれの福田秀平(ソフトバンク)が通算60盗塁でランクインしている。

【平成生まれの通算盗塁数トップ10】
1位 西川遥輝(日本ハム)
通算盗塁:143盗塁
平成4年生まれ 6年目/24歳

2位 丸佳浩(広島)
通算盗塁:117盗塁
平成元年生まれ 9年目/27歳

3位 中島卓也(日本ハム)
通算盗塁:111盗塁
平成3年生まれ 8年目/25歳

4位 金子侑司(西武)
通算盗塁:97盗塁
平成2年生まれ 4年目/26歳

5位 山田哲人(ヤクルト)
通算盗塁:88盗塁
平成4年生まれ 6年目/24歳

6位 菊池涼介(広島)
通算盗塁:75盗塁
平成2年生まれ 5年目/26歳

7位 福田秀平(ソフトバンク)
通算盗塁:60盗塁
平成元年生まれ 10年目/27歳

8位 浅村栄斗(西武)
通算盗塁:59盗塁
平成2年生まれ 8年目/26歳

9位 藤村大介(巨人)
通算盗塁:49盗塁
平成元年生まれ 9年目/27歳

10位 田中広輔(広島)
通算盗塁:44盗塁
平成元年生まれ 3年目/27歳