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自身3連勝&京セラドーム大阪今季初勝利!オリックス・山岡が7回途中1失点!

オリックス―日本ハム19  7回途中1失点で5勝目を挙げたオリックス・山岡=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


 オリックスの山岡泰輔が30日の北海道日本ハム戦で先発し、7回途中1失点で今季5勝目を挙げた。

 先発復帰後2戦2勝と復調気配を見せていた山岡。この日も初回に中田翔に先制タイムリーを許すも、尚も1死1、3塁のピンチにレアードをチェンジアップで空振り三振、清宮幸太郎をセカンドゴロに仕留めて1失点のみ。直後に味方打線が中島宏之、安達了一のタイムリーなどで逆転に成功すると、2回以降は低めにボールを集めて安定感抜群のピッチングを披露。「初回ちょっとバタバタしましたけど、何とか長い回を投げれて良かったです」と7回途中6安打1失点、8奪三振をマークして自身3連勝での今季5勝目を挙げた。

 今季は自身の8連敗もあって、中継ぎに回った時期もあったが、「セットポジションや走者を背負った場面での投球で、勉強になる部分が多かったです」と、辛い時期もプラスに捉えるところが山岡らしい。福良淳一監督も「山岡はストレートが良かったね。力もあったし、コントロールもね」と、強気の右腕の投球を称えた。

 最後の巻き返しに向けて、必要不可欠の山岡の復調は明るい材料。今季、京セラドーム大阪では中継ぎも含めて9試合に登板していたが白星なしで、この日の登板10試合目でようやく初勝利。「残り試合は少ないですけど応援よろしくお願いします」と山岡。Aクラス浮上に向けて負けられない戦いは続く。