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200センチ以上の現役プロ野球選手といえば…


 DeNAは19日、フィル・クレインの獲得を発表した。クレインは身長201センチの大型右腕。今季はレンジャーズとフィリーズの2球団でプレーし、12試合に登板して、0勝1敗、防御率6.98。メジャー通算は40試合に登板して、2勝3敗、防御率5.50の成績となっている。

 日本でプレーする選手で、200センチを越える選手はというと――。今季でいえば、205センチのミコライオ(楽天)、203センチのオンドルセク(ヤクルト)とマーティン(日本ハム)の3人だった。

 この3人の中で、来季も日本でプレーすることが確定しているのはマーティン(日本ハム)のみ。今季から加入したマーティンは春先、セットアッパーを務めていたが、6月途中から抑えに転向すると、21試合連続無失点を記録するなど、安定した投球を披露した。

 シーズン終盤の9月に左足の痛みを訴えて戦線を離脱したが、リーグ優勝の立役者のひとり。来季も角度のあるストレートを武器に、パ・リーグの打者たちを圧倒したいところだ。

 ちなみに、NPB歴代最高身長は、14年に楽天に所属していたファンミルの216センチ。球界最高身長で話題を呼んだファンミルだったが、7試合に登板して、0勝1敗、防御率4.15と結果を残すことができず、同年限りで退団となった。

 現役の日本人選手では、200センチを越えの選手は誰もおらず、藤浪晋太郎(阪神)の197センチが最高身長となっている。

 200センチを越える選手は日本球界を見渡しても、現時点で来季は3人しかいない。高さを武器に、相手をねじ伏せて欲しいところだ。

【200センチ以上のプロ野球選手】
203センチ マーティン(日本ハム)
201センチ クレイン(DeNA)
201センチ リャオレンレイ(巨人)