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プロ野球

オリックス・西、阪神・梅野が野球教室に登場! 西「僕自身も頑張らなあかんなと思った」


◆ SSKの野球教室に西と梅野が登場

 12月11日、大阪府高槻市内のグラウンドで、西勇輝(オリックス)と梅野隆太郎(阪神)によるSSK野球教室(主催:株式会社エスエスケイ)が開催された。

 この野球教室は、少年野球をがんばる家族を応援しようと、SSKが取り組んでいるもので、この冬は全国各地で少年野球を開催している。今回は西と梅野が、約50名の子どもたち相手にキャッチボールや守備、バッティングを指導した。

◆ 西がキャッチボールの重要性を説く

 キャッチボールでは3年連続2ケタ勝利を達成した西が、「キャッチボールの基本は、相手が捕りやすい胸に投げられるようにすること。ひとりでも適当になるとチームに迷惑がかかります。そのことを常に気にする癖を身につけましょう」と、肩慣らしのための練習とも捉えられがちなキャッチボールの重要性を説いた。すると、一方の梅野も「受け手もリズム良く、しっかりと低く構えましょう」と指導した。

◆ ピッチングのコツとは…

 また、投手だけが集まったピッチング指導では、子どもから「コントロールがよくなるコツは何ですか?」という質問が飛ぶと、西は「良いピッチャーはマウンドが綺麗です」と答えた。

 その理由について西は「常に自分が投げやすいようにマウンドをならしているからです。マウンドに立った時、バランスが良くなるように足を踏むところはすべて平にしています」と、投球前の気配りについて子どもたちに語りかけた。

◆ 梅野「これからもこういう機会を作っていきたい」

 両選手ともに積極的に子どもたちに話しかけるなど、イベントは終始和やかな雰囲気で行われ、プレー以外の食事や子ども時代などの話になると、子どものみならず指導者や父兄も食い入るように聞き入っていた。

 イベント終了、梅野は「教えることの難しさとともに、子どもたちとふれあいや野球の楽しさを少しでも伝えることができた喜びを感じました。これからもこういう機会を作っていきたいですね」と充実した表情でコメント。

 一方の西は、「プロ選手でも、反復練習を繰り返し行っています。今日教えたプレートへ戻ってまた投げるトレーニングを繰り返しして欲しいですね。僕も小学生の頃から、ずっとやっていましたし、それがコントロールの上達に繋がりました。それに、今回子どもたが必死に頑張っている姿や喜んでいる表情を間近に見たら、僕自身も頑張らなあかんなと思いました」と、来シーズンへの思いを口にした。