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プロ野球

先発復帰で6回2失点!オリックス・山岡が約4カ月ぶりの復活星!

3勝目を挙げ、福良監督(左)とタッチを交わすオリックス・山岡=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


オリックス・山岡泰輔が15日の埼玉西武戦で先発復帰し、6回を5安打2失点に抑えて約4カ月ぶりの今季3勝目を挙げた。

 ローテーションの柱として期待されながら4月22日に2勝目を挙げて以降、勝ち星に恵まれなかった山岡。8月1日からはリリーフ転向となり6試合に登板し、4ホールド、1失点と復調気配を見せていた。この日は、先発予定だった金子千尋のケガで登録抹消となり、代役で先発マウンドに上がることになった。最後のリリーフ登板から中3日という登板だったが「一人ひとり行けるところまでいこう」と疲れを見せることなくマウンドへ上がった。

 1回表、味方から2点のリードをもらうと、毎回ランナーを背負いながらもストレートと自慢のスライダーを組み合わせた攻めのピッチングを披露。2回と6回にソロホームランを浴びるも、大崩れすることなく6回2失点でリリーフ陣へ後を託した。その後2番手・比嘉幹貴が一発を浴び、1点差に詰め寄られるも、細かい継投でリードを守りきり、山岡に久々の勝利が舞い込んだ。

 ヒーローインタビューに立った山岡は「先発のときは、ホームラン打たれているので、ホームランだけは避けようと思っていたんですけど、2本打たれてしまったので、次は打たれないようにしたい」と反省の弁。「もう少し頑張って(白星を)増やしていきたい」と気持ちを引き締めた。離脱したエースの代役をきっちり果たした22歳の若き右腕の復調は、チームにも大きな原動力になるはずだ。