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プロ野球

粘りの投球で約1カ月半ぶりの白星!千葉ロッテ・有吉が4勝目!

7回途中1失点で4勝目を挙げたロッテ・有吉=札幌ドーム【写真提供:共同通信社】


千葉ロッテの有吉優樹が14日の北海道日本ハム戦で6回1/3を1失点に抑えて勝利投手となった。

 8月1日以来、約2週間ぶりの先発となった有吉。「初回の入りはしっかりいこう」という気持ちで臨んだ立ち上がりを三者凡退に抑えてみせた。これで勢いに乗るかと思われたが、2回から4回まで毎回四球を出しランナーを背負う苦しいピッチング。しかし、「田村(龍弘)を信じて投げるしかない」と腹をくくり、後続をしっかりと抑えて得点を許さなかった。粘りの投球を見せる有吉を打線は、6回に援護。2番・藤岡裕大などのタイムリーで3点を奪った。

 有吉は、7回に1死1、3塁とピンチを招いたところで降板。直後に内野ゴロの間に1点を奪われるが、リリーフ陣がそれ以上の反撃は許さず。試合はこのまま3対1で終わり、有吉に6月27日以来の白星が付いた。

 苦しい場面もあったが要所を締めた有吉はヒーローインタビューで「(前半)フォアボールなどでリズムに乗り切れない中、打線が6回に3点をとってくれたので、(もう一度)しかり投げようという気持ちになりました」と、投球内容を振り返った。チームの連敗を5でストップさせ、「やっと連敗脱出したので、ここからまた勝ち続けると思います」と宣言。今季途中から先発を任され、さらなる飛躍を遂げている2年目右腕の今後の投球から目が離せない。