広島戦に先発した巨人・今村＝マツダ【写真提供:共同通信社】

読売巨人の今村信貴が12日の広島東洋戦で7回1失点の好投で4勝目をマーク。広島東洋のマジック点灯を阻止した。

　「本当に序盤から野手の方にいっぱい点を取っていただいたので、自分らしい投球ができたと思います」と今村。初回の2死2、3塁のピンチを凌ぐと、2回以降も走者を背負いながらも4回までゼロ行進。5回に1点を失ったが、7回を5安打1失点で自己新となる4勝目を挙げた。

　チームとしても今季9連敗中（1分けを挟む）だった鬼門マツダスタジアムで、昨8月11日以来366日ぶりの白星。昨季から数えるとマツダスタジアムでの連敗を13（1分けを挟む）で止めた。「もちろんそれも考えましたけど、とにかく自分のピッチングを、と心がけて今日はマウンドに立ちました」と今村。広島東洋のマジック点灯を阻止し、「野手と投手が力を合わせてどんどん勝っていけるようにしたい」と今後のさらなる活躍を誓った。