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確実性を上げる!プロ初打席でホームランを放った男の来季にかける想い! 廣岡大志(東京ヤクルト)

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■廣岡大志
東京ヤクルトスワローズは2年連続トリプルスリーを達成した山田哲人や年間最多本塁打記録を持つバレンティンらが並ぶ強力打線のチームだが、レギュラーと控え選手との間には力量差があり、実は選手層はそれほど厚くない。レギュラー陣が結果を残しているうちに若手の底上げを図りたい、そんな思惑を持つチームには期待の右の和製大砲がいる。
 昨年のドラフトで2位指名を受けた廣岡大志(東京ヤクルト)は、9月29日のDeNA戦で1軍デビューを果たすと初打席で初本塁打。同じく奈良出身の大先輩、三浦大輔(横浜DeNA)の引退試合でド派手なプロ野球人生の幕開けを飾った。114三振、26失策はどちらもイースタン最多と荒さは残るが飛ばす力は大きな魅力。高卒1年目から2桁本塁打を放ち大気の片鱗を見せつけた。
期待のルーキーはシーズン終了後、U23代表の一員に選ばれ活躍すると決勝では試合を決める特大の3点本塁打を放ち優勝に貢献。アジアウインターリーグでもウエスタン選抜との2度目の対戦となった試合でレフトスタンドへ文句無しの一発を放ち、翌日の試合では4番を任された。
スイングスピードの速さと天性の飛距離は近い将来の主軸としての素質充分。フォームは山田哲人(東京ヤクルト)を参考にし、背番号はブンブン丸の愛称で親しまれたOBの池山隆寛と同じ36。偉大な右のスラッガーの系譜を継ぐ。